企業内研修と一口に言っても、様々なものがありますね。
その中でも、一定の研修テーマについては、全員に受講させなくては、組織としての研修効果が不十分というものがあります。例えば、コンプライアンス研修やセキュリティ研修といったものが、これに当たります。
組織の規模が大きくなると、この“全社員”というのは、意外に難しいもの。特に、外国人スタッフも抱えたグローバル企業で行う全社員教育には、色々なハードルがあります。
eラーニングを研修ツールとしてご活用いただき、スムーズに全社員研修をなさった事例を、ご紹介しましょう。
事例概要
・研修対象:全社員
・研修テーマ:セキュリティ研修(4コース)
・研修期間:3ヶ月間
研修実施方法
本事例では、日本語版eラーニングコースのほかに、英語版・中国語版でも、同じeラーニングコースがあるものを、教材としてお選び頂きました。これを、予めご希望の言語を伺った上で、各受講者様に割り当てることによって、外国人スタッフ様も含めた全員に、同じ内容の研修を、一斉に受講して頂くことができました。
成功のポイント
1.受講するeラーニングコースの言語を、各受講者様が選定
今回の事例は、国内本社で働く多国籍の社員様が対象で、日本語レベルも様々でした。日常業務は、日本語で特に支障のない方でも、研修はできれば母国語が良いという受講者様もいらっしゃれば、研修も日本語教育の一つだから、日本語で受講したいという方もおいででしたので、受講者様ご自身に、研修言語をお選びいただきました。
受講率を上げる効果もあったと思われます。
2.多言語が揃ったeラーニングコースを選定
今回の事例で研修用にお選びいただいたeラーニングコースは、多言語版が揃ったものでした。
そのため、言語を選ぶと研修内容や受講時間が大きく異なってしまうということもなく、全受講者様一律の研修内容を、お好きな言語で受講することができ、研修の効果や受講管理という面から見ても、スムーズに進みました。
3.LMS(Learning Management System)も、多言語で用意
LMS(Learning Management System;eラーニングを受講するためのプラットフォーム)も、多言語でご用意致しました。
今回の事例では、日本人社員様も身近にいらっしゃる上に、受講者様ご本人も日本語である程度までは問題ない方々でしたが、それでも、eラーニングの操作やメニューなどが読みやすい言語というのは、お喜びいただけた点の一つです。
eラーニングについてもっと知りたい!という方へ
eラーニングをご活用頂いているご様子の一端をご紹介しましたが、いかがでしたか?
こんな具合に、やってみても良いかな…とお思いになられましたら、どうぞ以下からお気軽にお問合せください。