eラーニング・コンテンツと高度情報化社会

eラーニングは、学習を支えるシステムと、学習する中身コンテンツで成り立っていますが、ここでは、コンテンツに的を絞って、お話ししたいと思います。

現代は申し上げるまでもなく高度情報化社会。大量の情報がインターネットを通して流れ、世界の今がお茶の間の話題にもなってきました。情報の氾濫、洪水と言う人もいますね。
では、こうした状況の中で、組織ではeラーニングのシステムを使って、どのようなコンテンツを流すのが良いのでしょうか。受講者にとって、そして組織自身にとっても有益なコンテンツとは、どのようなものでしょうか。

コンテンツには色々な目的がありますね。例えば:

(1)組織が社会的責任を果たすためのコンテンツ

組織は、国や世界の枠組みの中で活動を行っていますから、当然社会的責任を果たさなければなりません。
代表的なものが、法律や規則を遵守するコンプライアンス。このほか、地球環境問題、人権を守るためのセクハラ、パワハラ対策など、様々です。

(2)事業運営が上手く進むためのコンテンツ

高度情報化社会では犯罪も高度化しています。ネット犯罪が急増する中、メンバーのセキュリティ教育は待ったなしです。
また、事業運営が上手く進むためには、実務担当者が各実務に精通し、効率よく進めなければなりません。ここも教育の出番です。

(3)メンバーのスキル向上、自己実現のためのコンテンツ

組織の成功は、メンバーの成功とともにあります。実務スキルを向上し、自己実現に向けて更に能力を向上できる場があれば、モティベーションが高まり、自然に結果につながります。
こうした場を提供するのも、コンテンツの大きな役割です。

有益なコンテンツとは、こうしたそれぞれの目的を達成できるもの。
eラーニングを使ったコンテンツですから、eラーニングの持つ特性を使って、効果的に、効率よく目的を達成することを考えれば良い訳です。

もちろん、やり方は一通りではありません。
講義形式や問題演習、テキスト、静止画、音声、動画・映像など、eラーニングの技術を活用すれば、色々な方法でコンテンツを組む立てることができます。
ただし、情報が溢れ、益々スピードアップする現代、受講者の立場を考えて、コンテンツを用意する側が、共通して考えなければならない点があります。例えば:

●いつでも、どこでも

多忙な日々を送る受講者にとって、eラーニングの受講は大変です。
スマホを使って、いつでも、どこでもが実現できないと、なかなか取り組むことはできません。

●素早く

コンテンツの内容が素早く分かることも大切です。
じっくりと学習する時間は取れないもの、これを前提に、素早く内容が伝わることを考えなければなりません。

●興味が沸く、飽きない

「eラーニングは苦痛です」という声を色々なところで聞きます。
しかし、興味が沸くものであれば、飽きないものであれば、受講したくなりますね。
こうしたこともコンテンツを提供する側は考えなければなりません。

このほかにも、eラーニング・コンテンツを提供するためには、色々なことを考えなければなりません。
高度情報化社会、世界がめまぐるしく変化する時代、eラーニングの技術を活用して、ぜひ効果の上がるコンテンツを提供してください。

eラーニングについてもっと知りたい!という方へ

eラーニング・コンテンツは奥の深い世界です。
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