多言語 eラーニングのチェックポイント

多言語対応のeラーニングをお探しのケースが増えてきました。グローバル化対応で、外国人を雇った、海外に進出した、現地スタッフの教育に力を入れ出した・・・等々、多言語教育のニーズは様々です。

こうしたとき、eラーニングはとても便利ですし、多言語対応のものも増えてきましたね。ただし、「多言語」にも色々なものがありますので、お選びになるときは“どの「多言語」?”と、ちょっと注意が必要です。

タイプ1.多言語で訳したもの

日本語のeラーニングコースに多言語で訳を入れたものです。この「多言語訳」にも色々なレベルがあって、

  • 多言語の字幕をかぶせ、音声などは日本語のまま
  • 文字や声だけ多言語で上書きした
  • 原稿を多言語訳して、新たに作った

といった具合です。どれが良い・悪いではありませんが、一律ではないという点は頭に入れておいた方が良さそうです。

タイプ2.多言語で企画・製作

最初から多言語 eラーニング用に作られたコースです。

例えば、日本のビジネス習慣を多言語で紹介するものが、これに当たります。また、グローバル企業が実施するコンプライアンス教育のように、日本語も含めた多言語で企画・製作されたeラーニングコースも、これに含まれます。

タイプ1との違いは、構成や盛り込む内容が、多言語 eラーニングコース用になっていること。

外国人受講者が見たとき、“言葉は通じるけど、意味不明”という事態にはなりません。タイプ1でも、原稿から本格的にローカライズした「多言語版」であれば、かなりこのタイプ2に近くなりますが、テーマによっては事実上難しいことも少なくないはずです。

タイプ3.サービス全体が多言語

eラーニングコースの中身が多言語になっているだけでなく、eラーニングのシステム(LMS:Learning Management System)などの“外回り”も、多言語になっているもの。

海外拠点で、現地スタッフ教育にeラーニングを使う場合などは、特にこれが重要です。現地に日本人駐在員がいればまだ良いのですが、外国人だけの場合は、せっかく多言語のeラーニングコースを用意しても、そこまでたどり着けません。

日本人駐在員がいる、或いは日本本社に窓口を作る、といった場合でも、その負担を減らすためには、

  • LMSなども多言語対応であること
  • 海外からのアクセスも想定して、各国/地域にサーバーを置いていること
  • 受講者からの質問も、多言語で受けられること

なども、チェックしておくと良いでしょう。

eラーニングについてもっと知りたい!という方へ

さて、多言語対応のeラーニングをお探しになるときにご注意いただきたい点をお話してきましたが、いかがでしたか?

分かったから、具体的にどんなサービスがあるの?と思われた方、まずは下のボタンから「BISCUE」をチェックしてみてください。

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