外国人社員研修にお勧めのeラーニング


外国人社員を雇うケースが増えてきました。中には、日本語がさほど堪能でない外国人社員も珍しくありません。

それ自体はグローバル化の一環で当然のことですが、問題は、雇った外国人社員の教育研修。コストや経験の不足から、日本人と同じ教育研修を外国人スタッフにも受けさせていることが多いようです。

こうした場合には、eラーニングがお勧めです。

外国人社員向けの教育研修用教材には、どのようなものがあるのか、主なタイプをご紹介しましょう。

タイプ1:外国人社員にも、同じ教材を!

日本人向けの教育研修教材と同じものを、外国人社員には、それぞれの母国語で用意する、というものです。グローバル人事では、国籍に関わらず公平に教育研修を行うことが前提になりますので、このタイプの教材は不可欠ですね。

日頃の仕事では日本語でもこなせる外国人社員でも、教育研修は、できれば母国語や英語で受けたいことが多いものです。また、教えたつもりになっていたら、実は殆ど理解できていなかった、ということも防げますね。

タイプ2:外国人社員に、日本語を教える

外国人社員には、日本語を学べる機会も、用意すると良いでしょう。堪能な方には、高レベルの教材で更にスキルを上げてもらい、片言という方には、初心者向けの教材で徐々に日本語が分かるようになってもらえば、日々の仕事にも役立つはずです。

外国人社員本人にとっても、日本で生活していく上で、日本語スキルを上げるのは歓迎でしょう。スマホ対応になっていれば、プライベートにでも利用できて、福利厚生にもなりますね。

ただし、一般的な「日本語教材」の場合、ビジネスで使わない表現ばかりということもありますので、ご注意ください。

タイプ3:外国人社員に、日本のビジネス文化を知ってもらう

外国人社員は、実は「?」と思いながら働いていることも多いものです。外国人社員の教育研修にeラーニングを使うときには、ぜひこれを解消する教材も入れてください。

会社のルールやビジネス習慣、“こんなときどうする・どう言う”など、外国人社員に役立つ情報満載のeラーニングコースもあります。

こうしたものを外国語で説明したもの、日本語で説明したもの、或いはその両方で対訳付きのものもあります。上手く選べば、外国人社員の日本語教育との一石二鳥になりますよ!

ここにご注意!

さて、こうした教育研修ツールを選ぶときには、いくつか注意点があります。

まず、外国人社員が迷わず使えるように、LMS(Learning Management System:受講者用などの学習管理システム)も、多言語対応のものを選びましょう。教材が外国語でも、そこまでたどり着けなくては困ります。

また、多言語でのサポート体制があるかどうかもチェックが必要です。外国人社員が、母国語で直接質問できるかどうか、ということですね。

eラーニングについてもっと知りたい!という方へ

外国人社員の教育研修用eラーニングについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?なるほど、考えてみようか、と思われたら、以下からどうぞお気軽にご一報ください。