求められるグローバル人材
「グローバル人材」「グローバル人材育成」「グローバル経営人材」「グローバル人事」といった言葉が、頻繁に聞かれるようになりました。
インターネットの高速化で、世界の映像が刻々と流れる中、グローバリゼーションは加速し、企業はその中で競争に勝ち残るために、常にグローバルな視点で戦略を構築する必要があります。
そこで求められる人材が「グローバル人材」。
“英語ほか多言語を使いこなし、異文化を理解して多国籍人材と交わり、グローバル市場でのマーケティングに精通して、事業経営を成功に導くことができる人材”
定義をすれば、このような人材ということになりますが、実際にこうした人材を育成するのは簡単なことではありません。英語ひとつ取っても、なかなかレベルが上げられないのが実情ではないでしょうか。
学校教育では、初等・中等教育から外国語科目の見直しが始まり、高等教育ではグローバル人材育成に向けての新カリキュラム・新学科の設置などが進められていますが、結果が出るには時間がかかり、企業側の直近のニーズにはまだまだ対応できません。
eラーニングの活用
では、こうした状況に置かれた企業は、どのようにして「グローバル人材」を育成すればよいのでしょうか。そのひとつの方法が「eラーニング」の活用です。
「グローバル人材」に必要なのは:
・語学力
・異文化対応能力を含むヒューマンスキル
・グローバル市場で通用するビジネススキル
ビジネスパーソンが、これらを満遍なく身に着けようとすれば、日々そうした能力を向上させる環境を作り、ときには同じ境遇にいる仲間とコミュニケーションを取り、切磋琢磨しながら、自然のうちに自分を作り上げなければなりません。
ビジネスパーソンが毎日誰でも見るものといえば、スマホですね。
このスマホでこうした学習環境が簡単に作れるのが「eラーニング」です。
スマホがあれば、仲間とのコミュニケーションももちろん簡単です。
グローバル人材とT型・Π型人材、そしてリベラルアーツ
「グローバル人材」に求められるのが、異文化対応能力。国籍、出身地が違えば、考え方が異なり、表面的なお付き合いはできても、なかなかそれ以上にはならないというのが実情ではないでしょうか。
しかし、ここでひとつ言えるのは「教養があり、話題が豊富で、人当たりの良い人」は、どんな国の人であっても人を引き付けるということ。
高等教育では「グローバル人材」の育成目標として「T型人材」「Π型人材」を挙げるところが多いようです。
「T型人材」「Π型人材」は、一つまたは複数の専門分野を持つと同時に、非専門分野でも一定レベルの幅広い教養を備えた人材ですが、正に求められるグローバル人材に重なりますね。
そして、幅広い教養として重要になるのが「リベラルアーツ」です。
「eラーニング」で学習環境を構築するときには、こうした面も考慮して、コース揃えをするとよいでしょう。
eラーニングについてもっと知りたい!という方へ
「グローバル人材育成」にeラーニングを使って効果を上げるヒントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
やってみたいが、実際にはどうすれば・・・?と思われた方、この下からお気軽にご相談ください。