増えるオンライン研修
コロナ禍を契機に爆発的に増えたテレワーク。
その中で、新人研修、中堅社員研修、管理職研修、内定者教育などを、在宅などで行うオンライン研修も急増しました。
集合研修の代替として
その一つの方法が、従来の集合研修を代替する目的で行う、講師による講義の動画配信。
含まれる内容は集合研修と同じですし、動画で伝わるという意味では、Web会議と似ていますから、問題ないように思えます。
オンライン研修は難しい
しかし、実はそう簡単にいかないのが、オンライン研修(eラーニング、eトレーニング)です。
周りの熱気やヒューマンタッチが失われることで、色々なデメリットが出てしまいます。例えば:
- 一人ではモティベーションが、続かない
- 他に気が散って、集中できない
- 講義がつまらなくて、眠くなる
画面が相手ですから、ある程度は仕方ないですね。
また、映画やゲームのように、エンターテインメントとは違いますから、そう簡単に視聴者を引き込むこともできません。
オンライン研修は使い方次第
では、どうすればオンライン研修で成果が上げられるのでしょうか。
まず、受講者にとってのメリットを考えてみましょう。
- スマホで、いつでも、どこでもできる
- テストの結果など、受講した結果が残る
- 何が分かったか、どこまで学習したかなど進捗が分かる
- ブックマークをすれば、いつでも見直しができる
“立ち止まってスマホ”という光景は、色々なところで見受けられますね。
疑問が出たら、“その場で調べたい”というのは、人の本能でもあるのです。
オンライン研修の特性を活かすには
では、どうすれば、人の習性に合わせて、オンライン研修の特性が活かせるでしょうか?
【ポイント1】すき間時間に、スマホで
誰でも、待ち時間など、ちょっとしたすき間時間はあるはず。
すぐ始められ、すぐ完結する、そういうコースがあれば、スマホで見ませんか。
【ポイント2】要点がすぐ分かる教材を
説明が長いと、敬遠してしまいますね。
疑問に簡潔に答えてほしい。「要点は、1、2、3・・・」、これならどうですか。
【ポイント3】あれは、どこかで習ったはず
こういう経験はありませんか。これこそ知識が定着するプロセスです。
気になることをブックマークしておけば、検索ができれば、それがオンラインの良いところです。
オンライン研修に投資する側にもメリットが
オンライン研修に投資する側にも、例えば、このようなメリットがあります。
- 従来型研修に比較して、費用面で優位性がある
- 受講管理をしっかりすれば、計画的に人材育成ができる
- 「すぐ実施したい」というニーズにも対応できる
- 見放題型を使えば、モティベーションの高い幹部候補の発掘もできる
オンライン研修についてもっと知りたい!という方へ
オンライン研修(eラーニング、eトレーニング)を使って効果を上げるヒントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
やってみたいが、実際にはどうすれば・・・?と思われた方、この下からお気軽にご相談ください。