社会人基礎力には eラーニング

人生100年時代の社会人基礎力にeラーニング

世界に広がるコロナ禍は、日本の経済・社会、企業、個人のグローバルな立ち位置も明らかにしました。情報・ネット技術の活用度、在宅勤務テレワークの実行性、感染症対策を含む危機管理、等々。その中で、高度情報化社会を生き抜くための企業、個人の在り方にも、疑問符を投げかけました。

そこで注目されるキーワードの一つが、経済産業省の提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」です。その内容を見てみましょう。

3つの能力・12の能力要素

経済産業省は、2006年「社会人基礎力」として、3つの能力・12の能力要素を提唱しました。

  1. 前に踏み出す力(主体性、働きかけ力、実行力)
  2. 考え抜く力(課題発見力、計画力、想像力)
  3. チームで働く力(発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、ストレスコントロール力)

3つの視点

2018年、現実化する「人生100年時代」と「第四次産業革命」を背景に3つの視点が追加されました。

  1. どう活躍するか(目的:自己実現や社会貢献に向けて行動する)
  2. 何を学ぶか(学び:学び続けることを学ぶ)
  3. どのように学ぶか(統合:多様な体験・経験、能力、キャリアを組み合わせ、統合する)

「人生100年時代の社会人基礎力」の概念

その中で「人生100年時代の社会人基礎力」の概念はこのように定義されています。

“「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され、社会人基礎力の3つの能力/12の能力要素を内容としつつ、能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付けられる。”
(出所:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/Ecforthe100-yearlife.pdf

こうした社会人基礎力を身に着けていれば、世界のどこでも、どのような環境下でも活躍できますね。企業にとっては、そうしたビジネスパーソンが増えれば、グローバルな競争も勝ち抜けます。

では、どうすれば社員の社会人基礎力を高められるのでしょうか。その有力な選択肢の一つがeラーニングです。

eラーニングは情報・ネット技術の活用

eラーニングは、言うまでもなく、インターネットを通した学習ですから、情報・ネット技術の活用です。学校教育の延長で、学習は講義、書籍で、とする習慣・先入観そのものにも、変化が求められます。

eラーニングは在宅勤務・テレワークで

eラーニングは、在宅勤務テレワークを進めるスタッフの学習に、スムーズに活用できます。毎日、PC・スマホで勤務しているわけですから、その合間に、学習時間を組み込めばよいわけです。

社会人基礎力をカバーできるeラーニング

eラーニングには、課題発見力・計画力・想像力や、発信力・傾聴力・柔軟性・状況把握力のほか、ストレスコントロールのためのメンタルヘルス対策、規律性のためのチームワーク、また主体性・働きかけ力・実行力を養成するためのリーダーシップなど、様々なコースがあります。

自己実現・社会貢献に向け、学び続ける習慣を付けるeラーニング

「学び続ける習慣」は人生100年時代に欠かせないものですが、そのためには学べる環境が必要です。eラーニングには、自己実現・社会貢献のために必要となるテーマが様々あります。例えば、自国の歴史や地理といったリベラルアーツや、健康寿命を長くするための健康管理など。資格もののコースを受講して、次のキャリアに備えるといったこともできます。

こうした学習環境を、管理者側が受講を管理しながら提供できるのが、eラーニングの特徴です。

eラーニングについてもっと知りたい!という方へ

人生100年時代の社会人基礎力」をスタッフが身に着けるためのeラーニングををご紹介してきましたが、いかがでしたか?
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